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【大阪市鶴見区のタイヤ屋さんが解説】新品タイヤは慣らし運転で変わる!タイヤを慣らして本来の性能を発揮しよう

車は多くの部品で作られているので、各部品が馴染むまでに慣らし運転が必要です。

新車の購入時に、慣らし運転を行って下さいとアナウンスされるのは、このような事が理由なのです。

多くの部品の中でも実は新品タイヤは、慣らし運転がとても大切!

その理由は、タイヤ本来の性能をまだ発揮できていないからなのです。

そこで本日は、新品タイヤの慣らし運転が何故必要なのか、どのように行うのかをタイヤ屋さんが解説します。

慣らし運転が必要な理由

①タイヤ本来の性能がまだ眠っている

新品タイヤのゴムはピカピカです。

なぜなら表面に、タイヤを製造する過程で付いてしまう油や保管の為に塗っているタイヤワックスが染み込んでいる状態で、新品タイヤがピカピカと綺麗なのは、油によるものなのです。

その為、ゴムの表面がなれていないのでグリップ力が充分に発揮できていません。慣らし運転で一皮むいてあげる事でタイヤの表皮が削られ本来のグリップ力が発揮されるのです。

②寸法成長による発熱を抑える為に

新品タイヤに履き替えて、すぐに激しい運転を行うとタイヤが異常発熱し損傷しやすくなります。

また、寸法成長という現象が起こり、タイヤが発熱しやすい状態になるので慣らし運転で馴染ませるのが大切とされています。

③偏摩耗によって本来の寿命を削らない為に

タイヤは消耗品の為、定期的な交換が必要です。

寿命は、新品タイヤを装着してから30,000km程走行する、又は製造から3年~4年が経過している、スリップサインが出たら、のどれか1つでも当てはまると交換時期だといわれています。

まだまだ使えるように見えても、安全に走行するには無理に交換時期を伸ばすと危険です。

しかし、上記のような交換時期に到達していなくても交換が必要なケースがあります。

スリップサイン

それはタイヤのパンクであったり、ゴムの偏摩耗です。

この偏摩耗は、ゴムが偏った減り方をするので全体的には擦り減りが少なくまだ使用ができるのに、一部分だけ減りが早いのでタイヤの寿命がきてしまい本来の寿命を迎える前にタイヤ交換を行わなければいけなくなってしまいます。

新品タイヤを装着した際は、タイヤとホイールの密着度が低いので、馴染ませ密着度を高めていきます。こうすると、均一に密着し偏摩耗を防ぐ事につながります。

偏摩耗の状態

④ドライバーが新しいタイヤの性能に慣れる為

新・旧のタイヤの性能差にドライバーが慣れることで安全に走行する事ができます。

新品タイヤは表面がツルツルしていて、思いのほか滑りやすい状態なので、いつも通りに運転していても滑りやすいと感じてしまうかもしれません。

慣らし運転の行い方

タイヤの慣らし運転の基本は、走行中に急ブレーキ・急発進・急ハンドルを行わない事!

タイヤに負荷がかかるので行わないようにして下さいね。

上記を意識しながら、

◎ノーマルタイヤの場合

80km以下の速度で100kmを目安に走行

◎スタッドレスタイヤの場合

60km以下の速度で、200kmを目安に走行

を行って下さい。

慣らし運転が終わったらタイヤの点検を!

慣らし運転が終わったら、さあ本領発揮!

その前に、タイヤの点検を行うようにしましょう。

空気圧のバラつきや、ナットの緩みが少し出てくる可能性があるからです。

点検は、タイヤを購入したショップや、タイヤ専門のショップなどでプロに確認して貰えますよ。

まとめ

新品タイヤに履き替えの際は、慣らし運転が必要ですのでご旅行や長距離ドライブの予定がある方は特に

早めの交換を実施する必要があるのでご注意下さい。

スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤより慣らし運転に時間が必要です。

その為、まだ早いと思われるシーズン前の10月から11月に履き替えを完了し、

慣らし運転を早めに終わらせる事で安心して冬のシーズンを迎える事ができます。

只今、当店ではスタッドレスタイヤの早期予約キャンペーンも実施しておりますので、この機会に是非ともご利用下さいませ。

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