大阪市鶴見区の「タイヤ良販本舗」です!
皆様、タイヤを選ばれる際にチェックするポイントはありますか?
国産・外国産を含め、現在多くのタイヤメーカーがあります。
その中でも、メーカーごとに多くのタイヤがラインナップされていますよね。
沢山選択肢があるので、どのメーカーのタイヤを選べばいいかわからない…
そんなお悩みを少しでも解決できるよう、各タイヤメーカーと、そのラインナップについてご紹介したいと思います。
第16弾は、ブリヂストンの「REGNO(レグノ)GR-XⅢ」!
「REGNO」は1981年に製造された「GR-01」を基に、時代に合った改良を重ねてきたロングセラーのタイヤです。
どのような特徴があり、どのような方にピッタリなのか。
早速、見ていきましょう。
《ブリヂストンタイヤとは?》
まずは、ブリヂストン社について簡単にご紹介致します。
ブリヂストン社は日本のタイヤメーカーで、創業者の石橋正二郎氏により創設されました。
社名の由来は、創業者の氏名にちなみ、英語の「ブリッジ(橋)」と「ストーン(石)」を掛け合わせたそうです。
ブリヂストン社は、タイヤの他にもスポーツ用品や自転車事業も行っている事で有名ですよね。
ブリヂストン社のタイヤは世界シェアNO1という事もあり、乗用車のみならず、トラックなどの貨物や重機にも装着されています。
《REGNOシリーズって、どんなタイヤなの?》
前述致しました通り、REGNOは歴史のあるロングセラーのタイヤです。
タイヤの基本性能が高次元に、バランスよく磨かれており、このようなタイヤは”プレミアムタイヤ”と呼ばれます。
”プレミアムタイヤ”は更に、「コンフォート=快適を追求したもの」と「スポーツ=走りを追求したもの」に分けられることが多く、REGNOは「プレミアムコンフォートタイヤ」として位置づけられています。
ブリヂストン社の技術が詰め込まれ、特に両立が難しいとされる”静粛性”と”走行性能”を両立させています。
現在、REGNOシリーズには
・GR-XⅡ
・GRVⅡ
・GR-Leggera
の3つのモデルが販売されていますが今回ご紹介のGR-XⅢは、新しく追加されたモデルとなります(^^)
《各モデルの特徴は?》
では、各モデルの特徴について見ていきましょう。
①REGNO GR-XⅡ(レグノ ジーアール クロスツー)
推奨車種:セダン・コンパクトカー
元々、高級セダン向けに販売されていましたが近年では、セダンよりもコンパクトカーに乗る人が増えてきた為、コンパクトカーのユーザーの要望にも応える形になりました。
GR-XⅢが追加される事で、今後GR-XⅡの展開サイズはコンパクトカー向けのサイズ展開となるようです!
特徴として
・新品時から摩耗時(使用している間)も、静粛性の持続を実現
静かで、快適な車内空間を実現する為に路面ごとに発する音の違いに注目しています。荒れた路面と滑らかな路面、それぞれのノイズの抑制ができるようタイヤの溝の構造が工夫されています。
・上質な乗り心地と、高い運動性能を発揮し応答性の良いハンドリングを実現
ブリヂストン社のアルティメットアイという技術と、走行時のふらつきを抑制する非対象パタンを採用。操縦安定性と直進安定性を確保しています。
路面との接地形状を最適化することで、突起の乗り越し時の衝撃が軽減され上質な乗り心地になるよう工夫されています。
・低燃費性能も、ウェット性能も抜群
低燃費タイヤの認証を受けていて、ウェットグリップ性能も高いです。
走行時の車内の快適性や静粛性を向上したい!
通常の路面も、濡れた路面も安心して走りたい!
燃費が気になるから低燃費タイヤにしたい!更にタイヤも長持ちさせたい!
このようなご要望がある方にピッタリです!
サイズのラインナップも豊富の為、国産車のみならず輸入車の方も視野に入れて頂けます。
②REGNO GRVⅡ(レグノ ジーアールブイツー)
推奨車種:ミニバン・一部SUV
上記のREGNO GR-XⅡ の基本性能に更にプラスして車種の特性をカバーした設計がされています。
特徴として、
・ミニバン専用として設計されている
ミニバンは、車内の空間が広く特にリアタイヤの上に位置している後席部分はノイズが大きくなる特性があります。
このノイズを軽減できるよう、サイレントテクノロジーが採用されている事で静粛性を実現できます。
更にこだわっているのが、ミニバン特有の走行時のふらつきを低減できるようタイヤ側面に工夫がされています。
これにより、ふらつきによる偏摩耗も抑えられます。
REGNOの性能を実現しながら、ミニバン特有の悩みも低減したい方にピッタリです!
②REGNO GR-Leggera(レグノ ジーアール レジェーラ)
推奨車種:軽自動車
上記のREGNO GR-XⅡ の基本性能に更にプラスして車種の特性をカバーした設計がされています。
特徴として、
・軽自動車専用として設計されている
軽自動車はタイヤの径が普通車と比べて小さいので、同じ距離を走るのにも回転数が多くなるのでゴムの減りが早い傾向があります。
また小回りが効くので、据え切りによる偏摩耗もしやすいです。
その為、高い耐摩耗ゴムを採用することでゴムの減りを軽減し長く使えるよう設計されています。
REGNOの性能を実現しながら、軽自動車特有の悩みも低減したい方にピッタリです!
上記の3つのモデルを比較するとパタンの設計が異なるのがわかります。
ブリヂストン社の技術が、ふんだんに採用されているだけあり性能だけでなく、見た目も美しいですね。
《では、REGNO GR-XⅢはどのようなタイヤなの?》
GR-XⅢは名前からするとGR-XⅡの後継モデルのように思われがちなのですが、実際は後継モデルとしてではなく新しい技術を使用し開発されたモデルとなります!
REGNOシリーズの「上質な空間品質」と「質の高い走行性能」に加えて、これからのタイヤに求められる「サステナビリティ」に注目したタイヤとなっています。
推奨車種:セダン
特徴として
・重量のあるBEV車にもオススメ
近年、BEV車(EV車等のバッテリーを装備する電気自動車)への関心が高まってBEV車の購入を検討される方も増えました。
BEV車は車体が重い為、通常のタイヤを装着しているとタイヤが独特な摩耗をする,交換サイクルが早いと言われており最近ニュースでもよく目にするようになりました。
ボディの剛性とタイヤは緻密な関係にあります。GR-XⅡではBEV車に装着するタイヤとしては物足りない背景があり、そこで重量のあるBEV車に適応できるようなタイヤとしてGR-XⅢは開発されました。その為、GR-XⅢはセダンだけでなくBEV車にも装着して頂きやすいタイヤとなっています。
・新素材「アラミドホールドベルト」の採用
REGNOシリーズでは、初代よりグレートバランス(タイヤの性能を5角形又や6角形等で表す事)を高次元でバランスよく確立できるようこだわっています。特に静粛性に関しての評価は高いです。
この静粛性を高次元で実現する為にGR-XⅢで使用されたいるのが「アラミド」です。この素材は、衝撃の吸収や柔軟性に富んでいてタイヤの部材に使用する事で静粛性を実現する為にタイヤの部材に使用される事の多い「サイレントシート」の役割を果たしています。
・ブリヂストンの新技術!「ENLITEN」を採用
GR-XⅢではブリヂストンが新しく開発した商品設計基盤技術の「ENLITEN」が使われています。
この技術を使用する事で、通常タイヤの性能は「どれか1つ性能が上がる」と「他の性能は下がってしまう」という特徴を、どの性能も犠牲にする事なく全ての性能を向上する事ができるようになりました。
今までのREGNOシリーズでは、タイヤの性能を6角形のグレートバランスで表現していましたが、GR-XⅢではサステナビリティ性能等が追加され8角形で表現されることとなり、どの性能も劣ることなくバランスよく表現されています。
「ENLITEN」技術により特に極められた性能とは??
①タイヤの軽量化
「ENLITEN」技術を使用することで、標準的な夏用プレミアムタイヤと比較し平均10%軽量化されて転がり抵抗が平均20%減少しています。
タイヤを軽量化しても「摩耗や安全性を犠牲にすることなく」、ガソリンを主要とする車両は燃料消費量とCO2排出量を削減することに役立ち、電気自動車はバッテリーの寿命と車両走行距離を伸ばす事ができるそうです。
②空間品質が更に向上
空間品質の向上の為に、2つのノイズ低減技術が使用された「レグノサイレントテクノロジー」により、ロードノイズとパターンノイズを低減し、様々な路面で運転中の会話や音楽をより楽しめるよう静粛性がさらに向上しました。
ロードノイズに関しては、GR-tech Silentゴムを使用し路面からの振動を吸収し車内で発生するノイズをGR-XⅡと比較して12%低減しています。
パターンノイズに関しては、タイヤのパターンと溝の工夫でGR-XⅡと比較して8%減となっています。
更に溝の工夫では、新品時から摩耗が進んでもノイズを低減する事ができるので静粛性が長持ちするタイヤと言えますね。
③磨き抜かれた走行性能
応答性の良いハンドリングと安定感の向上で、よりスッキリとした乗り味となっています。
GR-XⅡでは、走行性能でPOTENZAと比較される事が多く、「もう少しGR-XⅡが硬ければ…」と仰られるお客様が沢山いらっしゃいました。
そこでGR-XⅢでは、この硬さにも着目しタイヤのコシが強くなりました。
またハンドルを切った際に素直に車体が反応してくれる応答性の良さも実現しているので、レーンチェンジ後のふらつきも少ないです。
④高次元のウェット性能
GR-XⅡと比較し、ウェットグリップ性能が更に向上しタイヤのラベリングが「b」から最高評価の「a」へとなりました。
ウェットグリップ性能の向上は、空間品質の向上に使用されているGR-tech Silentゴムにより実現されています。
雨の日でも、しっかり止まる事は勿論!より安心して運転を楽しむ事ができるタイヤです。
・サスティナビリティ
GR-XⅢはタイヤの高い性能を維持している他に、製造時に使う資源の削減(=サスティナビリティ)にも力を入れています。
この技術を支えているのがBCMA(Bridgestone Commonality Architecture)という技術です。
タイヤは、多くの部材で構成されているのですが「BCMA」の技術を用いると、タイヤを構成する部材を3つに集約できるそうです。
そして異なる商品間で共有することで開発・生産を含むサプライチェーンをシンプル化しコストの最適化や環境負荷低減を実現しています。
《まとめ》
本日はブリヂストン社のREGNOシリーズの新しいモデル「REGNO GR-XⅢ」について、ご紹介致しました。
性能がより良くなっただけでなく、環境にも配慮された、タイヤの新しい価値を実現したタイヤです。
現在REGNOを装着している方には、更に進化したREGNOを!
REGNOを検討中の方や、BEV車で静粛性や摩耗が気になる方も、是非ともご検討下さい!
2024年2月より順次発売開始となっています。
REGNO GR-XⅢをご注文の際は、当店の公式LINEよりお問合せ下さいませ☆
とても良いタイヤを装着されていても、タイヤはメンテナンスを怠ると存分に性能が発揮されません…
その為、定期的なメンテナンスは必ず行って下さいね☆